スペインからのお便り
このページは、スペイン在住の
Michi.Yamamotoからの
情報をお届けします。
こんにちは、
さっきの続きで、その時に見つけたのですが、途中の駅Palmaretにオルチャテリアを見つけました。その名はダニエル(左の写真です)です。以前友達から聞いていたのですが、ここはダリもよく来ていたというお店です。
さて、オルチャテリアとはオルチャータを専門に扱うお店です。で、オルチャータとはチュファ(かやつり草)の球根からつくられた白い飲み物で、ちょっと青臭いというか私が思うに、豆乳の味に似ているような気がします。(真中の写真です。)たぶん、これもバレンシアが発祥のはずです。そして、これは夏の風物詩ですが、もう既に夏のような暑さの日がでてきているので、街のカフェテリアでも飲むことが出来ますが、本場はこのダニエルがあるAlborayaのあたりです。(近辺には沢山のオルチャテリアが見られます。)
後で知ったのですが、このオルチャータと一緒にファルトンという細長い菓子パンを浸して食べるのがバレンシアの人たちには人気のようです。コップの大きさは大・中・小と3サイズこれが一番小さいのです。夕方の5時過ぎ頃には満員になります。ここでは、アイスクリームも人気で大きな器にたっぷりと色とりどりのアイスが乗ったものをみんな美味しそうに食べています。(スペイン人は外人の中では結構背が低くてぽっちゃりがたが多いのもうなずけます)チュファの写真をとりたかったのですが近くには見ることが出来ませんでした。
そして、この左下の写真はダニエルの入り口に掲げてあるタイルアートです。友達から教えてもらったのですが、バレンシアは陶器の町でもあり、よく見ると、いろんな所にタイルに絵を書いたものが飾られていたりします。その他絵皿や、花瓶、置物などいろいろ有ります。スペインの陶器として有名なリアド(日本の百貨店にもおいてあるようです)もバレンシアが生産地です。(ここで買ってもすごく高いですが、日本だとほんとさらに倍するようです)では、今回はこの辺で。
2002年5月5日